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【顔面神経麻痺】瞼のピクピクした痙攣が止まらない
顔面神経麻痺で来院された女性(30代/会社員)の改善事例をご紹介します。

主訴(来院時の症状)
1か月前から顔の右側に違和感を感じ始め、その後瞼のピクピクとした痙攣が現れ、徐々にその範囲が広がっている。次第に右側の顔全体が動かしづらくなり、見た目にもピクピクとした動きが明らかに分かる状態。
来院に至るまでの経緯
症状が現れた当初脳外科を受診し、精密検査を受けたが異常は見つからず。投薬治療を1か月続けたが改善が見られず、再診時には「このまま治らなければ手術が必要」と告げられる。
他に治療法がないかインターネット検索を行い、顔面痙攣や顔面神経麻痺について調べる中で当院のサイトを見つけ、来院された。
検査と所見
初回検査結果、所見は以下の通り。
- 柳原40点法にて19点(中等症)
- 右胸鎖乳突筋の過緊張
- 右大胸筋、右肩甲挙筋の緊張
- 頸部右回旋時の運動制限
- 右頬部の圧痛
- 味覚、聴覚の異常なし
検査、所見結果の分析により、右側頸部、肩部の筋緊張が原因と判断。
施術内容と経過
後頭部から肩にかけて筋肉の緊張緩和を目的に施術を行った。

初診時には、右側の顔全体に明らかな痙攣が確認された。顔の症状と関連の深い首や背中の状態を観察したところ、後頭部から肩にかけて強い筋緊張が認められた。
施術では、まず後頭部の緊張を緩めるために腰にあるツボに鍼をし、再度触診すると筋肉の緊張がしっかりと緩んでいることが確認できた。続いて、首の前側や斜め後ろを緩めるツボにも鍼を刺したところ、ピクピクとした痙攣自体はすぐには止まらなかったが顔全体が軽くなったとのこと。
その後、週2回の頻度で同様の施術を繰り返し、施術を重ねるごとに痙攣の頻度や強さが徐々に軽減し、8回目の施術時にはほとんど気にならない程度まで改善したため、施術を終了した。
使用したツボ
以下ご本人のメッセージ
顔の痙攣が次第に悪化していき、病院で手術が必要だと言われた時はとても不安でしたが、鍼治療をしてもらってから、長く続いた顔の痙攣が徐々に軽減して、顔の動かしづらさが和らいでいきとても安心しました。
信頼できる先生に出会えて、治療を諦めずに鍼治療をして本当に良かったです。
院長からのコメント
顔面の痙攣は表情筋を支配している顔面神経が首周りの筋肉の緊張により圧迫されていることから、正常に機能していなかったことが原因と考えられる。
精神的に緊張状態にある時にピクピクと強く痙攣が起こることから、精神的に緊張すると無意識に筋肉にも力が入るため、より圧迫された結果であることが推測される。同様に顔面の動かしづらさも首回りの緊張が原因であったことから、痙攣と動かしづらさ同時に解消することができた。
今後も予防のためにしっかりとサポートを続けさせていただきます。
顔面神経麻痺でお悩みなら…
顔面神経麻痺について解説しているこちらのページもお読みください。



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