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突発性難聴でお困りの方からメールでお問い合わせをいただきました。
ご本人にはすでに返信させていただきましたが、突発性難聴でお悩みの方も多く来院されるので、解説を加えたうえで共有いたします。
こんにちは。
突発性難聴について相談させていただきたく、メールを送らせていただきました。
先日突然、片耳の聞こえが悪くなり、突発性難聴ではないかと心配しています。日常生活に大きな支障をきたしており、特に人混みや騒がしい場所での会話が困難で、方向感覚も失われがちです。また、耳鳴りやめまいも時々感じており、不安な日々を過ごしています。
突発性難聴の原因について、ウイルス感染や循環障害、ストレスなどが関係しているとお聞きしましたが、私の場合はどのような原因が考えられるでしょうか。最近は仕事が忙しく、睡眠不足やストレスが続いていたことが気になっています。
また、自宅でできる対処法があれば教えていただきたいです。規則正しい生活や十分な睡眠、ストレス解消法などを心がけるべきでしょうか。食事や運動についても、何か気をつけるべき点はありますか。
鍼灸治療が突発性難聴に効果的だと聞きました。内耳の血流改善や聴覚神経の機能向上に役立つそうですが、実際のところどの程度の効果が期待できるのでしょうか。また、治療の頻度や期間についても教えていただけると幸いです。
できるだけ早く治療を始めたいと考えていますので、ご相談可能な日時や、初診時に必要なものなどについてもご案内いただけますと助かります。
ご質問ありがとうございます。私が突発性難聴について解説いたします
当院では、突発性難聴の症状でお悩みの方が多く来院されています。
突然、耳が聞こえにくくなったり耳鳴りやめまいが発症したらとても不安ですよね。日常生活にも大きな影響を与えてしまうことだろうと思います。
今回は、そんな突発性難聴に対する当院での治療方針と、自宅でできるセルフケアの方法についてお伝えさせていただきます。
突発性難聴とは、ある日突然、片耳の聴力が低下する症状です。30〜60代の人に多く見られ、めまいや耳鳴りを伴うこともあります。
この症状は日常生活に大きな影響を及ぼす可能性があるため、早めの治療が大切です。発症後1週間〜10日以内に治療を始めるのが望ましいとされています。
突発性難聴はいまだに原因がはっきりと解明されていませんが、内耳の機能に関わる血流が阻害されている状態であると言われていて、いくつかの要因が関係していると考えられています。
突発性難聴を予防したり、症状を悪化させないために、日常生活でできることを紹介します。
病院へ行き『突発性難聴』と診断を受けると病院ではステロイドとビタミン剤の治療が始まります。
重症例になると高圧酸素療法や星状神経節ブロックなどの追加治療が検討されることがあります。
投薬や高圧酸素療法は耳に効果を集中させることはできません、星状神経節ブロックも同様に耳への作用を特定するものではありません。全身に及ぶ作用の一部が耳周辺にも及んでいるだけです。
突発性難聴は、血流の滞りが原因となりますが全身の血流に問題があるわけではなく内耳の機能に関わる血流が阻害されている状態に過ぎません。
鍼治療は、厳選されたツボに精度の高い施術をすることで、狙ったコリだけ緩めることが可能です。
鍼治療は、内耳の血流低下という突発性難聴の根本原因に理想的なアプローチができる、もっとも適した治療法と言えます。
突発性難聴では早く確実に内耳の血流を取り戻すため週に2〜3回の施術が必要です。
血流が不足した状態が続くと、仮死状態だった内耳の細胞が死滅していき、回復が難しくなります。そのため、症状が出てから鍼治療を開始するまでの時間が短いほど、有効性が高くなります。
発症から1ヶ月以内であれば、改善の見込みがあります。もし、一週間以内に治療を開始できれば、さらに理想的と言えます。
治療期間は1〜3ヶ月です。
耳鳴り単独の症状である場合、週1〜2回の通院が必要です。5〜10回の施術で改善の兆しが現れた場合は、継続すると改善を見込めます。
突発性難聴は早期治療がなによりも重要です。「少し聞こえが悪いかも?」など違和感を感じたら、すぐに耳鼻科を受診しましょう。
また、日頃から耳の健康を意識し、ストレス管理や生活習慣の改善に努めることが予防につながります。
全身の健康とあわせて、耳のケアも大切にしていきましょう。
当院では部位ごとに症状別ページをまとめています。ぜひご覧になってみてください。
突発性難聴に対する施術方針はこちらのページが参考になります。
当院であなたのお悩みに対応可能どうかを5秒で調べることができる症状検索ページもご活用ください。