体をまっすぐにしていられないぎっくり腰
来院経緯
慢性的に腰に違和感を感じていて、時々痛みを感じることはあったが数日たつと自然に痛みもなくなっていた。
今回もいつもの腰痛だろうと様子を見ていたが、だんだんとお尻が痛みだし足にまで痛みが広がってきた。
お尻と下肢の後面の痛みのため身体をまっすぐにしていられず、腰を丸めてないといられない。
自宅にあった湿布薬を貼ってみたが痛みは変わらなかった。
過去に奥様が当院に通院していたことがあり奥様の薦めで来院。
症状と施術
安静時にも痛みがあることや、広範囲に痛みが及んでいることから神経痛症状であると判断した。
動きの確認をすると、痛みのため丸めている腰を伸ばそうとすると強い痛みが出現する。
神経痛症状の現れている範囲の原因と考えられる腰と関連する足に鍼をすると
一時的に痛みが増した後、その場でだんだんと痛みが軽減していった。
症状が強かった為、翌日も同様の施術を行うと初回同様一時的に痛みが強くなりその後軽減した。
症状の軽減と合わせて通院の間隔を伸ばしていき2週間で6回の施術時点で症状がなくなったので施術を終了とした。
使用した主なツボ
玉天(L)・L5(L)
考察
腰の筋肉の緊張(コリ)が神経を圧迫していたために起こった神経痛症状であった。
痛みの部位と動きの不具合が分かりやすく一致していたので6回治療はしたが
毎回2本の鍼のみで症状を改善することができた。