膝の痛み

私が鍼灸師となり１０年以上もの間多くの症状で お悩みの患者さんを施術してきましたが

その中で膝の痛みを抱える患者さんが多くいらっしゃいます。

・痛くて曲げることができない ・階段の上り下がりがつらい ・歩き出しに痛む ・内側が痛い・裏側が痛い・お皿が痛い

など、さまざまな声をよく耳にします。

ここでは、膝の痛みの原因と当院での治療方針などをあげていきます。

膝が痛くなる原因は数多く考えられます。

①変形性膝関節症

 

変形性膝関節症とは、骨と骨の間の軟骨がすり減っていき膝の関節がだんだんと変形した結果 痛みとして現れることがあります。高齢者に多く見られます。

②スポーツによる怪我や使い過ぎによる炎症

 

膝の関節は多くの筋肉や靭帯によって守られています。 激しい運動を続けたりすることで膝に負担がかかり 膝を支える筋肉や靭帯を痛める原因になります。

③肥満

 

膝は、自分の体重を支える負担が多くかかる部位です。 単純に考えてみて、体重が多ければそれだけ膝にも負担がかかり 痛めやすくなります。 また歩いたり、走ったりする時は立っているときの約3倍の重みが膝にかかるといわれます。

④病気によるもの

 

がんやリウマチ、痛風などによって、膝に痛みが生じる場合があります。 激しい痛みが続く場合や、膝を痛める心当たりのない時は 一度、専門医での受診をしてください。